家康街道で地域の魅力

2022/07/28 00:00(公開)
プロジェクトについて話し合う参加者=豊橋市三の丸会館で
プロジェクトについて話し合う参加者=豊橋市三の丸会館で
東三河を中心にプロジェクト推進委員会発足

 徳川家康ゆかりの地が連携し、観光誘客を進める「家康街道で地域の魅力をつなげるプロジェクト推進委員会」が27日、発足した。来年のNHK大河ドラマ「どうする家康」の放映に合わせ、東三河を中心に、生誕の地の岡崎市、城主を務めた浜松市の圏域で、情報発信や旅行ツアー商品を考える。
 東三河は岡崎と浜松の中継地。三つの地域が連携し、家康の苦難と躍進の半生を巡るストーリーを発信する。東三河広域観光協議会が岡崎市と浜松市に呼び掛けた。観光庁に「看板商品の創出事業」として補助申請し、採択された。
 各市町村の家康ゆかりの史跡、神社、仏閣、家臣にまつわる逸話を集約し、10月までに冊子やウェブを制作する。今秋までにモニターツアーを開き、商品を企画する。昨年度には東三河観光協議会が岡崎と浜松の両市に向けたレストランバスツアーを催したところ好評だったため、これも候補とする。
 この日、豊橋市三の丸会館で第1回会合があった。東三河広域観光協議会の佐藤元英会長は「東西の三河と浜松で連携して大河ドラマをきっかけに知恵を結集して観光振興に努めたい」とあいさつした。新城市設楽原歴史資料館の湯浅大司館長は「各市町村の学芸員のつながりにも期待できる。大きな取り組みの中で協力したい」と意気込みを語った。
 続いて参加者は豊橋公園で吉田城跡を見学した。
【安藤聡】
吉田城跡を見学する参加者
吉田城跡を見学する参加者
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