流木アートの原田さんが創作に意欲

2022/08/11 00:00(公開)
流木アートの作品を作り続けている原田さん=喫茶店「ミックスベリー」で
流木アートの作品を作り続けている原田さん=喫茶店「ミックスベリー」で
 川や海で拾った流木を使ってアート作品を作り続けているのが豊橋市高洲町の原田明彦さん(75)。これまでに約300個を手掛けた。「さまざまな形に見えてきて面白い。世界に一つだけの作品を今後も作り続けていく」と話す。
 10年前から趣味で始めた。たまたま犬の散歩で自宅近くの豊川(とよがわ)の河原を歩いていた時、目に入った流木が面白い形に見えた。以来、豊川や表浜海岸に通い続け、「これは」と感じたものを拾い、自宅に持ち帰る。多い日は2㌔以上歩いて探し続ける。
 作品作りは、最初にワイヤブラシや歯ブラシなどで汚れを落とし、腐った部分を彫刻刀で削り取る。光沢を付けるために塗料を塗り、最後は竹べらでこすり、つやを出して完成だ。
 こだわっているのは、そのままの形を活用すること。龍、サーファー、魚、怪獣などのタイトルを付ける。作品の一部は、同市青竹町の喫茶店「ミックスベリー」で展示されており、定期的に入れ替える。
 原田さんは「無心になって楽しめ、お金もかからない」と魅力を語り、「地元の地区市民館で開かれる展示会に作品を出品するのが当面の目標。元気なうちは続けていきたい」と話す。
【竹下貴信】
作品の一つ「サーファー」
作品の一つ「サーファー」
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