豊橋で税関150周年記念パネル展

2022/10/07 00:00(公開)
税関150周年をPRする大小田課長㊨と堀係長=東愛知新聞社で
税関150周年をPRする大小田課長㊨と堀係長=東愛知新聞社で
 名古屋税関豊橋税関支署は11~25日、豊橋市役所市民ギャラリーで「税関150周年記念パネル展」を開く。パネル12枚で税関や同支署の歴史、業務を紹介する。
 税関は1872年に発足した。前身は江戸時代からあった「運上所」。運上所は、日米和親条約を結び各地の港が諸外国に開かれたことにより、安政6(1859)年に長崎、神奈川、函館に設けられた。税関への呼称の変更には渋沢栄一が関わったという。税関は150年の歴史の中で、貿易の健全な発展と安全な社会の実現に大きな役割を果たしてきた。
 一方で同支署は、蒲郡、衣浦の出張所を管轄しており、職員30人が勤務する。1972年に豊橋出張所として設置された。当時の職員は2人だったという。自動車の輸出入など貿易量の増加とともに職員が増え、99年に出張所から支署に昇格した。
 パネル展では、これまでの歴史を分かりやすく紹介するほか、貿易の輸出入の把握、税金の徴収、密輸の摘発、麻薬の調査など多岐にわたる業務を伝える。
 東愛知新聞社に支署の大小田仁管理課長と堀保弘管理係長が訪れ、「11月28日が150周年です。これを機に税関が果たしてきた役割や意義について多くの人たちに理解を深めていただき、身近に感じてもらえるように尽力します」と話した。
【竹下貴信】
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