「三河国分寺・尼寺跡」史跡指定100周年の記念展

2022/10/13 00:00(公開)
発掘された鬼瓦の一部=三河天平の里資料館で
発掘された鬼瓦の一部=三河天平の里資料館で
 豊川市の史跡「三河国分寺・尼寺跡」の史跡指定100周年を記念した展示会が、八幡町の三河天平の里資料館で開かれている。11月28日まで(火曜休館)。
 国分寺と尼寺が建立されたのは天平時代で、地震や飢饉(ききん)ほか、天然痘の大流行で国内の3分の1の人が亡くなったとされる。政治も混乱していた。当時の聖武天皇が仏教の力で国を治めようと、全国に建立を命じ、三河にも建設された。1922年に国史跡の指定を受けた。
 常設展示のパネルなどをリニューアルし、発掘された軒丸瓦などが展示されている。鬼瓦も並ぶ。これまでの調査をまとめた冊子(A4判、8㌻)を先着で無料配布している。
 11月6日午後1時半から、豊川市文化会館で名古屋大学大学院の梶原義実教授を講師に迎えた記念講演会、同13日午前9時からは三河国分寺・尼寺周辺の史跡をめぐるウオーキングツアーがある。問い合わせは、記念講演会は市生涯学習課(0533・88・8035)、ウオーキングツアーは三河天平の里資料館(0533・88・5881)へ。
【竹下貴信】
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