イノチオ精興園が田原でバラ展示会

2022/10/20 00:00(公開)
新作バラを紹介=イノチオ精興園田原試験農場で
新作バラを紹介=イノチオ精興園田原試験農場で
生産者向けに新品種57点ずらり

 キクやバラの育種を手がける「イノチオ精興園」(本社・広島県)は、バラ農家向けの展示会を田原市加治町の試験農場で開いている。21日まで。
 秋から春の植え替え時期に合わせ、今年や去年発表された新品種57点を紹介する。バラ事業は2020年からスタートしたが、新型コロナウイルス感染症の影響で広く展示会を開けていなかった。
 ほ場には定番の赤をはじめ、ピンクや白、飾る場所の雰囲気に合わせたい時に重宝する黄やオレンジなど、色とりどりのバラが並んでいる。複数の赤い花を咲かせる「パッションブロッサム」、シャンパンのように淡いクリーム色をした「ブリュット!」、オレンジ系がはっきり鮮やかな「ゾーイ!」やピンクがかって桃のような「オンファイヤー」など。海外ブリーダーが作った品種が多く、同社では輸入して2年間育て、日本の気候に合うかどうかや市場需要、商品としての作りやすさなどを見ている。
 試験農場長の安部泰宏さんは「展示会の期間に限らず、花が咲いている期間中ならいつでも対応いたします。新品種の開花状態をぜひ見に来てください」と話した。
 来場は要電話予約。問い合わせはイノチオ精興園の安部泰宏さん(090・6387・7370)へ。
【岸侑輝】
定番の赤をはじめ、色とりどりのバラが並ぶ
定番の赤をはじめ、色とりどりのバラが並ぶ
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