豊橋の高塚保育園が自然の中で環境学習

2022/11/08 00:00(公開)
出発前に「もりの学舎」の伝道師が自己紹介=高塚保育園で
出発前に「もりの学舎」の伝道師が自己紹介=高塚保育園で
 豊橋市高塚町の「高塚保育園」は、県の環境学習施設「もりの学舎(まなびや)」からインタープリター(森の伝道師)を招き、園近くの林で五感を使った自然体験プログラムに取り組んだ。県主催、NPO法人もりの学舎自然学校の企画・運営。
 「もりの学舎」は、愛・地球博での環境学習プログラムを継承する県の環境学習施設。モリコロパーク内にある。県内の幼稚園や保育園、認定保育園に同NPOからインタープリターを派遣し、子どもたちや教諭、保育士らに自然の面白さを体験してもらう。
 今年度は県内で24団体を募集した。高塚保育園は初の応募で派遣が決まり、3人の伝道師が来園。園児の散歩コースにある近くの林で年長児25人が自然体験をした。森についての話や蜂などからの身の守り方を学んだ後、実際に林の中でいろいろな葉っぱを拾って特徴を比較してみたり、顔に見える木を探したりと伝道師と一緒に楽しく自然と触れ合った。
 主任保育士の佐藤かおりさんは「いつもの散歩では素通りしてしまう林でいろいろな発見があった。子どもたちも口々に『楽しかったね』と言っていて、自然に注目するよいきっかけになったと思う。自然に触れ合う機会の少ない若い職員の勉強にもなった」と話していた。
【田中博子】
手触りが同じものを自然の中から見つける=保育園近くの林で
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顔に見えるものに目玉をつけて
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