豊橋市へ救急普及啓発車など寄贈

2022/11/12 00:00(公開)
妻の遺志を継いで寄付を申し出た山本代表㊥=市役所で
妻の遺志を継いで寄付を申し出た山本代表㊥=市役所で
妻の遺志継いでマルアイグループ・山本代表

 マルアイグループ(豊橋市中岩田5)の山本晴久代表は11日、消防救急体制の強化に役立ててもらうため、救急普及啓発車と水上バイクなど(総額500万円相当)を市に贈った。山本代表によると、昨年11月に58歳で亡くなった妻、生子さんの遺志を継いで個人で寄贈を申し出たという。
 山本代表は「闘病生活で救急車両には世話になった。命を守る消防行政には生前から関心を寄せており、妻に代わって遺志を継げた」といきさつを語った。
 市民ひろばで贈呈式があり、山本代表から浅井由崇市長と小清水宏和消防長に目録や納められた車のキーレプリカが手渡された。
 会場では救急普及啓発車1台と救急講習用の人形10体を披露した。車両側面には生子さんが愛したというプルメリアの花柄もあしらった。水上バイクは来年9月納入予定のため、現行モデルのパネル写真を展示した。
 浅井市長は「生子さんは生前から消防行政への理解が深かった。遺志を引き継ぎ、災害や救急対応への備えとして役立てたい」と感謝した。
【加藤広宣】
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