12日に豊川信金が「地域商社みかわ」設立

2022/12/09 00:00(公開)
「これまで以上に地域活性化へ尽力していく」と語る青山さん㊨と真田理事長=豊川信用金庫本店で
「これまで以上に地域活性化へ尽力していく」と語る青山さん㊨と真田理事長=豊川信用金庫本店で
 豊川信用金庫は、100%出資の「地域商社みかわ」を12日に設立する。来年3月から営業を始める。
 昨年11月の法改正で信用金庫の100%出資子会社として、地域商社が設立できるようになった。これを受けたもので、全国の信金では3番目、中部地方では初の商社となる。
 三河地区の事業者の売上高向上、地域経済の活性化などを目指す。地域特産品の販売や、商品のブラッシュアップを支援する。コンサルティング業務も担う。
 豊川、新城、設楽、東栄、豊根の5市町村、ひまわり、愛知東の両農協と連携して事業を展開する。当面は豊川のアユ、新城のすずり、設楽の絹姫サーモン、東栄のセリサイトファンデーション、豊根のキャビアなどの販売支援に取り組む。3月には販売のためのECサイトを開設する。
 同金庫から出向する6人が社員。事務所は同金庫本店1階に構える。社長に就任する地域支援部地域創生プロジェクト委員長の青山貴映さん(45)は「全国の信金ネットワークを活用し、特産品の売り上げを増やしたい」と意気込む。真田光彦理事長は「当面は豊川以北の東三河、その後は三河全域にエリアを広げて地域活性化に貢献する」と力を込める。
 同金庫と取引がなくても利用できる。問い合わせは地域商社みかわ(0533・75・6001)へ。
【竹下貴信】
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