豊川で保護猫の譲渡会

2022/12/26 00:00(公開)
気に入った子猫とテントの中で遊ぶ家族=こざかい葵風館で
 豊川市の地域猫活動団体「ニャンとかしまい豊川」らの保護猫譲渡会が25日、豊川市小坂井町の「こざかい葵風館」であった。
 「ニャンとよ」と、ハンドメードと雑貨の店「Imeruda」(同市諏訪1)、「ミタケ洋品店」(同市豊川元町)による協同活動として、市が今年度の補助金を出した。Imerudaは猫関連グッズを販売し、売上金を猫活動の資金として寄付した。ミタケ洋品店は「ニャンとよ」へ寄付した人にハンドタオルの返礼品を贈った。市は会場を提供した。猫の譲渡会が開ける公共施設は少ないという。
 「ニャンとよ」は2017年発足。市内で地域猫活動を続ける。飼い主のいない猫のことを相談する人に捕獲器を貸したり、市の手術費補助制度の手続きをアドバイスしたりしている。補助金は捕獲器やケージの購入費、啓発活動費に充てる。
 この日は生後3カ月から3年の猫15匹が会場に。団体メンバーや個人が保護している猫で、人なれしている。会場には多くの人が訪れた。ケージの中の猫を見て、気に入ったらケージから出して抱いたり膝の上に乗せたりした。市内の4人家族はSNSで譲渡会を知り、やってきた。生後3カ月の猫を子ども2人がじゃらしていた。今まで猫を飼ったことはないという。
 飼う決心がついたら、申し込み書に必要事項を記入、「ニャンとよ」の調査と試し飼い(トライアル)を経て正式譲渡となる。
 「ニャンとよ」は活動費用の寄付や、地域猫を啓発するチラシ配布などの支援を求めている。
【山田一晶】
ケージの中で新しい飼い主を待つ
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