「全国体力テスト」の結果

2022/12/27 00:00(公開)
 スポーツ庁が23日に公表した今年度の「全国体力テスト」の結果で、県内の小学5年女子と中学2年男子の体力合計点(平均)は都道府県別で最下位だった。小5年男子と中2年女子は47都道府県中46位だった。
 調査は4~7月末にあった。県の調査対象は、小学校965校(6万3972人)、中学校413校(5万7586人)。
 実技調査は50㍍走やボール投げなど9種目(小学生は8種目)ある。この結果を点数化し、計80点満点で体力合計点を算出する。全体の平均点は小5男子が0・07点、中2男子が0・28点増加し、小5女子が0・23点、中2女子が1・04点低下した。
 県平均は、小5男子50・71(全国平均52・29)▽同女子52・57(同54・32)▽中2男子38・84(同40・90)▽同女子45・40(同47・28)と総じて低かった。全国平均を上回ったのは小5女子の立ち幅跳びと中2女子の反復横跳びだけだった。授業以外での1週間の運動時間は前年度比で増加したものの、小中学生ともに全国平均を下回っている。一方、福井県は小5の男女と中2男子で1位、中2女子が2位だった。都市部ほど低い数値が出る傾向にあるという。
 県教育委員会は4月に「愛知体育のページ」というサイトを立ち上げ、家でできる子ども向けの運動やストレッチを動画で紹介している。
(後藤康之)
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