式典と特別展で祝う豊橋市図書館110周年

2023/01/16 00:02(公開)
大勢の来館者でにぎわう110周年特別展=豊橋市中央図書館で
 豊橋市図書館の開館110周年セレモニーと特別展が15日、羽根井町市の中央図書館であり、関係者らで節目を祝った。特別展「110周年に選ぶおすすめの110冊」では図書館ゆかりの人物らが勧める110冊が並んでいる。斉藤敏館長は「誰もが気軽に使える施設として、本と人がつながる事業を展開したい」と述べた。
 特別展には市内各館と連携する各地の学校や企業関係者のほか、図書館公認の「知の伝道師」や職員らが選んだ、長年にわたり読み継がれる小説や絵本、世界的ベストセラーなどを展示した。2月1日まで。
 セレモニーでは「知の伝道師」第1号に認定された元プロバスケットボール選手で三遠ネオフェニックスの鹿毛誠一郎さん、古文書講座講師などで関わりが深い郷土史家の大須賀哲夫さんが図書館の過去と未来について語った。
 ほか、7日に開いた「豊橋市図書館110周年検定」の成績優秀者の表彰もあった。
 豊橋市図書館は1913年1月、県内初の市立図書館として花田町守下に開館。38年に市公会堂東隣、67年に市民文化会館への移転を経て、83年に中央図書館が完成。現在は向山、大清水、まちなかの4館と各地区市民館の分室からなる。蔵書は110年間で110万冊に達した。
【加藤広宣】
テープカットで節目の展示会を祝った
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