新城鳳来寺小児童 四谷の千枚田で「田おこし」

2023/01/28 00:00(公開)
くわで耕す児童ら=新城市四谷で
 新城市の「四谷の千枚田」で、地元の鳳来寺小学校4年生、5年生が田おこしに取り組んだ。児童19人は耕した後に石垣を飛び降りる「田んぼとび」にも挑戦した。
 同校は2016年度に鳳来寺、海老、鳳来西、連谷の4校が統合。千枚田では旧連谷小時代から学校田があり、米作りをしている。今年度も5年生がミネアサヒを栽培して9月に稲刈りをした。
 田おこしは来年度に取り組む4年生に引き継ぐ。児童は田んぼを管理する鞍掛山千枚田保存会の小山舜二会長から指導を受け、3枚の田んぼをくわで耕した。
 作業後には棚田を走って飛び降りる「田んぼとび」にも挑戦。最大高低差1・5㍍ある10カ所以上の石垣を駆け下りた。
 4年の川合梨心さん(9)は「貴重な体験ができてうれしい。土が硬くて耕すのが難しかったけれど、おいしい米づくりに欠かせないことが分かった」と話した。
 小山さんは「この地ならではの学びと遊びを体験できる。笑顔で楽しんでもらえる」と語った。
【安藤聡】
石垣からジャンプする児童
続きを読む

購読残数: / 本

この記事は登録会員限定です
この記事は有料購読者限定記事です。
別途お申し込みをお勧めします。
最新記事

日付で探す

藤城建設 光生会 さわらび会 蒲郡信用金庫 住まいLOVE不動産 虹の森
158商品のおすすめドッグフードを比較 hadato 肌を知る。キレイが分かる。 全国郷土紙連合 穂の国