「アーバンイノベーション豊橋」成果報告会

2023/01/28 00:00(公開)
タブレットを使ってアプリを体験する参加者ら=市役所で(提供)
 豊橋市は26日、技術や知見を持つスタートアップ企業との協働プロジェクト「アーバンイノベーション豊橋」の成果報告会を市役所で開いた。今年度募った五つの課題のうち、採択された2社が解決策と実証実験の成果を披露した。
 今年度のプロジェクトでは、自然史博物館と市民税課が求めるデジタルコンテンツと書類作成支援システムを提案した2社を選んだ。この日は成果報告のほかタブレット端末を使って操作体験などもあった。
 自然史博物館のデジタルコンテンツを提案したのは、教育分野で実績がある「TAGRE」(東京都台東区)を採択。自社のオンライン学習支援サービスを使い、小学6年生向けにロールプレイングゲームの要領で楽しみながら科学を学んでもらう。
 児童はタブレット端末でアプリとアカウントを取得。クイズや記述式の課題をクリアするとアイテムや装備などが手に入る。今回は地学で理解度の向上を測った。実験前後に行った同内容のテストでは正解率が最大37%高まった。
 一方、市民税課が扱う市県民税の申告書作成を支援しようと、豊橋市で起業した「Lirem」は、ウェブ上で記入手順を分かりやすく導く「孫サポート」を提案。窓口の混雑回避にもつながると支持された。2月の申告時期には、会場でPRして利用を促すことにしている。
【加藤広宣】
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