タトゥー客の公共施設利用制限、見直しを要望

2023/09/21 00:00(公開)
要望書を手渡す小林さん(左から2人目)ら=豊川市役所で
スミヨイ日本プロジェクトが豊川市へ

 豊川青年会議所のメンバーらでつくる「スミヨイ日本プロジェクト」は20日、タトゥー(入れ墨)を入れている人に対する公共施設の利用制限の見直しを求める要望書を豊川市へ提出した。
 今年6月に活動を開始。主にタトゥーの利用制限の見直しを提言している。活動は東三河をはじめ、全国各地の青年会議所に広がっているという。
 市役所には代表の小林宗平さん、メンバーの赤羽将典さん、活動に共感し両親がペルー人でTiktok(ティックトック)のフォロワーが10万人いる仲宗根フェルナンドさんが訪れた。
 市内の公共施設では本宮の湯、小坂井B&G海洋センター、総合体育館と武道館のジムで、タトゥーを隠さないと利用できない。
 小林さんは、「タトゥーはファッションとして入れる人が増えている時代。SDGsが推進されている社会で制限を受けるのは差別になる。税金を同じように納めているのに制限を受けるのは問題。親が入れており、子どもと一緒に施設を使えないと悲しむ人もいる」と訴え、竹本幸夫市長に要望書を手渡した。またフェルナンドさんは「公共施設ではないが、タトゥーを入れた友人が入浴施設で注意されたことがある」と述べた。
 竹本市長は「今すぐに制限をなくすのは難しいが、検討するきっかけにしたい」と述べた。
【竹下貴信】
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