10日に投開票された豊橋市長選で、東愛知新聞社は市内11投票所で出口調査をした。500件を目標に調査を進め、518人(男242人、女276人)から回答を得た。長坂尚登氏に投票した人は38%、浅井由崇氏は35%、近藤喜典氏は27%だった。実際の得票率は、長坂氏が36・39%、浅井氏が32・27%、近藤氏が28・88%だったため、ほぼ同様の傾向が出た。
支持政党別にみると、「支持政党無し」(無党派層)が46%を占めた。このうち、長坂氏に投票したと答えたのは47・6%、浅井氏は30・2%。長坂氏が、選挙の大勢を決めるとされる無党派層の多くを取り込んでいたことが分かる。
次に多かったのは自民党支持層で回答者の24・6%を占めた。このうち、長坂氏に投票したと答えたのは18・0%おり、2割が長坂氏支持に回ったことになる。浅井氏へ投票したのは39・3%、近藤氏は42・5%だった。立憲民主党支持者の5割近くが長坂氏に投票していた。
男女別では、長坂氏は女性票の約4割を獲得。浅井氏は男性票の43・0%、女性票の37・2%。年齢別では長坂氏は40~50代が約3割を占めていたが、70~80代の支持も目立った。
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1998年浜松市生まれ。昔からの夢だった新聞記者の夢を叶えるために、2023年に入社した。同年からスポーツと警察を担当。最近は高校野球で泥だらけの球児を追いかけている。雨森たきびさん(作家)や佐野妙さん(漫画家)らを取り上げた「東三河のサブカルチャー」の連載を企画した。読者の皆さんがあっと驚くような記事を書けるように日々奮闘している。趣味はプロ野球観戦で大の中日ファン。
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