田原伊良湖岬小で10周年植樹集会

2024/06/05 00:00(公開)
記念樹に土をかける6年生=伊良湖岬小で
 田原市立伊良湖岬小学校は4日、開校10周年を記念した植樹集会を開いた。
 2015年4月に和地、堀切、伊良湖の3小学校を統合、旧和地小の校舎を使って開校した。19年3月に市立伊良湖岬中学校が福江中学校への統合に伴い閉校することが決まり、その跡地に新校舎を建設した。21年8月に完工式があり、現在の形になった。児童数は107人。
 集会には全校児童が出席した。一宮市の青山造園の協力で植樹したのは「しだれ梅」「マテバシイ」「ハナモモ」「キンモクセイ」「イロハモミジ」の5本。いずれも時期が来ると特色ある花や実をつける。名銀グリーン財団から「季節を感じてほしい」と寄贈された。
 児童会のスマイル委員会の児童がそれぞれの木を紹介し、代表して6年生がシャベルで木の根元に土をかけた。
 鈴木美保校長は「これから木が成長し、何十年も続く学校と子どもたちを見守ってくれる木になるとうれしい」と語った。児童代表の6年生が感謝の言葉を読み上げ、「学校と一緒に大切にしていきたい」と話した。
【岸侑輝】
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