「第23回とよはしまちなかスロータウン映画祭」が、豊橋市の「穂の国とよはし芸術劇場プラット」で来年1~2月に開かれる。開幕する1月19日には女優の安藤サクラさんが登場し、映画祭を盛り上げる。実行委員会の佐々木順一郎会長は「暗いニュースが多いなか、心のビタミンにぴったり。今年は女性の主演作を増やし、老若男女問わず楽める」と力を込める。
市民を中心に2002年に始まった。中心市街地のにぎわいづくりなどを目的に、東三河の地元企業約370社による協賛や市民ボランティアのサポートで運営している。
今年の目玉はオープニングイベント。過去3年の来場者アンケートで総合トップだった女優の安藤サクラさんがゲスト出演する。「百円の恋」と「BAD LANDS」の主演作2本を上映後、作品の魅力や映画への思いを語り尽くす。「直筆の手紙で駄目元でオファーしたら、快く引き受けてくれた。安藤さんに電話で『スクリーンで見たい私は』と聞かれ、2作品を挙げた。念願がかなった」と明かした。
最終日の「シネマ&トーク」には豊橋市出身の女優松井玲奈さんが、1月25日のアフターアワーズには女優の片桐はいりさんが登場する。2月1日には、今年4月に亡くなった宗田理さんの追悼企画で、代表作「ぼくらの七日間戦争」を上映し、息子の宗田律さんと菅原浩志監督が対談する。そのほか、国内外のコメディー映画やドキュメンタリーなど新旧16本を上映する。
映画券は、前売り600円、当日800円、オープニングイベント3500円。オンライン、窓口、電話で受け付ける。チケット発売日など詳しくはサイトで。問い合わせは事務局(0532・52・9980)へ。
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1998年浜松市生まれ。昔からの夢だった新聞記者の夢を叶えるために、2023年に入社した。同年からスポーツと警察を担当。最近は高校野球で泥だらけの球児を追いかけている。雨森たきびさん(作家)や佐野妙さん(漫画家)らを取り上げた「東三河のサブカルチャー」の連載を企画した。読者の皆さんがあっと驚くような記事を書けるように日々奮闘している。趣味はプロ野球観戦で大の中日ファン。
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