蒲郡市で、春を感じる季節のミカン「はるみ」の出荷が最盛期を迎えた。今季は8月下旬頃に雨が多く、甘さと酸味のバランスが良く、大玉の出来栄えとなった。7日、同市神ノ郷町のJA蒲郡市総合集出荷場で選果作業があった。
清見とポンカンの交配種。早生ミカンより大きい。甘い果汁がたっぷりで、二つのミカンの特徴が生きている。皮は薄く、簡単にむけるので食べやすい。果肉は粒状で、口に入れると独特の食感を楽しめる。
12月下旬から1月中旬まで収穫し、貯蔵後、2月上旬から3月中旬を中心に京浜地区などへの市場に出荷する。
出荷場は、従業員8人がベルトコンベヤーで運ばれたミカンを手に取って色や形、傷の有無などを点検した。その後、別の従業員が傷がつかないよう、段ボール箱に入れていった。
JA蒲郡市によると、今年度は186人の生産者が16・5㌶で栽培、270㌧の出荷を見込んでいる。
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愛知県蒲郡市生まれ。2020年、地元蒲郡が好きで東愛知新聞社に入社。同年から蒲郡担当、市政や地域行事、文化など全般を取材。ドローンを使って東三河の名所を空撮したルポ「大二朗記者の空からの訪問」を不定期連載。これまで、三河大島や三河国分尼寺跡、日出の石門などを空撮してきた。ドローン技術向上のため、国家資格「一等無人航空機操縦士」を24年に取得。読者の皆さんが楽しんでもらえる記事と記憶に残る写真を掲載できるよう、日々、頑張っていきます。
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