【蒲郡】誰でも楽しく地域交流を｜阿波おどりチーム龍神が竹島園地で「えん祭り」

　蒲郡市の阿波おどりチーム「龍神」は、移住者と在住者がつながるイベント「えん祭り」を27日正午から竹島町の竹島園地で開催する。両者が見知りとなり、「知らない人がいない街」を目指す。

　団体は振り付けが分からなくても誰もが楽しめる「阿波おどり」を通して、蒲郡の魅力を市内外にＰＲするとともに、地域の絆を深める活動にも取り組んでいる。

　えん祭りは阿波おどりをはじめ、市内で活動する団体や事業者の取り組みを実際に体験や鑑賞しながら、地域交流の促進とにぎわいの創出につなげる目的で企画した。

　「踊って、食べて、体験して広げよう、笑顔の輪」をコンセプトに、市内の飲食店や事業者などと連携し、たこ焼きやかき氷などを販売するほか、食品サンプル作りなどを体験できるブースや縁日を設置する。

　ステージでは、龍神や東京の阿波おどり団体が竹島を背景に踊りを披露する。また、蒲郡の郷土芸能「チャラボコ太鼓」や和太鼓の演奏、空手の演舞もある。最後は龍神と一緒に参加者が輪になって阿波おどりを楽しむ。

　現在、団体の山村まい子代表らは祭りの協力企業「北風建設興業」の関係者と一緒に準備を進めている。山村代表は「移住者と在住者の『絆』と『縁』が深まる祭りにしたい」と話した。