豊橋市東七根町の「道の駅とよはし」は、渥美半島産のアオサを使ったつくだ煮「たすのり」を発売した。同市下五井町町の老舗「濱金商店」の商品を、オリジナルパッケージとして生まれ変わらせた。担当の田中百衣子さんは「パンやご飯につけるなど、思い思いの食べ方で楽しんでほしい」と話している。
田中さんが濱金商店のつくだ煮の風味の良さに衝撃を受け、同社に企画を持ち込んだ。5代目の髙坂悠太社長も「ご飯のおとも」というイメージからの脱皮に四苦八苦していた。いかにしてこのおいしさを届けるか。議論を重ね考案したのが「たすのり」というネーミングだった。
パッケージには「+」と笑顔の顔文字がある。髙坂社長は「朝食、昼の弁当、夜の寝る前などさまざまなシーンで、パンやパスタ、ご飯などあらゆる食べ方ができる逸品だ。どんな使い方ができるかと想像を膨らませながら、笑顔が生まれる商品になってほしい」と語る。
21日にあった発表会には、約10人が参加。田中さんと髙坂社長らが、プレゼンし、試食会を開いた。職員らが開発したごま油と酢を混ぜたつくだ煮も好評で、参加者はクラッカーや白米、パンなどにつけて味わっていた。
「テミヨ」で販売中。税込み490円。
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1998年浜松市生まれ。昔からの夢だった新聞記者の夢を叶えるために、2023年に入社した。同年からスポーツと警察を担当。最近は高校野球で泥だらけの球児を追いかけている。雨森たきびさん(作家)や佐野妙さん(漫画家)らを取り上げた「東三河のサブカルチャー」の連載を企画した。読者の皆さんがあっと驚くような記事を書けるように日々奮闘している。趣味はプロ野球観戦で大の中日ファン。
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