移住者と在住者がつながるイベント「えん祭り」が27日、蒲郡市竹島町の竹島園地で開かれた。主催した阿波おどりチーム「龍神」の山村まい子代表は「多くの人の協力で無事に開催できた」と話した。
「踊って、食べて、体験して広げよう、笑顔の輪」をコンセプトに、両者がイベントを楽しみながら交流することで顔見知りなり「知らない人がいない街」を目指す。地域交流の促進と、にぎわいの創出にもつなげる。
園地では市内の飲食店や事業者と連携して飲食を販売したほか、食品サンプルやキツネの面作りなどを体験できるワークショップ、縁日などを開いた。
竹島を背景にしたステージ企画があった。龍神や東京の阿波おどり団体による踊りをはじめ、蒲郡の郷土芸能「チャラボコ太鼓」や和太鼓の演奏、空手の演舞を披露し、会場を盛り上げた。
最後は龍神と一緒に来場者が輪になって阿波おどりを体験した。振り付けは知らない人も、大太鼓などからなる楽器隊「鳴り物」のリズムに合わせて踊りを楽しんだ。
息子と一緒に足を運んだ市内の石川智子さんは「阿波おどりのリズムに乗って楽しめた」と語った。
山村代表は「さらに移住者と在住者の『縁』の輪を広げるため、今後も開催していきたい」と述べた。
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愛知県蒲郡市生まれ。2020年、地元蒲郡が好きで東愛知新聞社に入社。同年から蒲郡担当、市政や地域行事、文化など全般を取材。ドローンを使って東三河の名所を空撮したルポ「大二朗記者の空からの訪問」を不定期連載。これまで、三河大島や三河国分尼寺跡、日出の石門などを空撮してきた。ドローン技術向上のため、国家資格「一等無人航空機操縦士」を24年に取得。読者の皆さんが楽しんでもらえる記事と記憶に残る写真を掲載できるよう、日々、頑張っていきます。
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