サーラエナジーは、国内初の太陽光発電を併設した蓄電施設を豊橋市新西浜町に開所する。浜松市内で今月開所した蓄電所に続く同社2カ所目の蓄電施設。送配電網(電力系統)との接続による蓄電に加え、併設する太陽光発電設備からの電力も蓄えられる。本格運用に先駆け20日に開所式を開く。
新施設「サーラ東三河太陽光併設蓄電所」は、グループ会社が運営する「東三河バイオマス発電所」の敷地内に建設した。
蓄電用リチウムイオン電池の出力は1999㌔㍗で一般家庭約400世帯分を賄える。既存建物の屋根上に設置した太陽光パネル(容量約736㌔㍗)からの電力も蓄電できる。蓄電池容量は直流換算で7520㌔㍗時。
同社は2023年から電力の需給調整市場への参入を視野に、蓄電設備の建設を進めていた。今月15日に浜松市中央区で開所した系統用蓄電所「サーラ浜松蓄電所」は、電力系統に直接つないだ蓄電池で充電と放電ができる。
再エネ併設型の新蓄電所は、太陽光発電など再エネ電力が余った時は蓄電池で充電。使用量が増える夜間のピーク時には放電することで、再エネの出力変動に対する需給調整が可能になる。
サーラグループは電力事業を中長期の成長分野と位置付け、再エネの導入を促す蓄電池の普及と拡大を図っている。
同社は「電力の安定供給と新たな収益機会の創出を目指す。今後は顧客ニーズが高まる蓄電池の設置や蓄電所建設を進めたい」としている。
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愛知県田原市出身。高校卒業後、大学と社会人(専門紙)時代の10年間を東京都内で過ごす。2001年入社後は経済を振り出しに田原市、豊川市を担当。20年に6年ぶりの職場復帰後、豊橋市政や経済を中心に分野関係なく取材。22年から三遠ネオフェニックスも担当する。静かな図書館や喫茶店(カフェ)で過ごすことを好むが、店内で仕事をして雰囲気をぶち壊して心を痛めることもしばしば。
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