豊橋市の食育アドバイザー廣西紘子さんが、設楽町田峯で栽培した「マコモダケ」を紹介する試食会を開いた。その葉で作ったしめ縄は田峰観音に奉納され、飾られている。
イネ科の植物マコモの茎が肥大したものが「マコモダケ」と呼ばれる。食物繊維が豊富でシャキシャキとした食感が特徴だ。
設楽町内では知られていない食材を紹介しようと今年春に栽培を始めた。3年前から新城市の農家で栽培を学んでおり、その農家が畑を手放すことになったため、株を譲り受けて田峯にある約900平方㍍の休耕田に移植した。
畑は豊川(とよがわ)の上流部に位置する。「水源地であり、きれいな水で育った食材としてもPRできる」と廣西さん。9月には高さ2㍍に育ち、120㌔以上を収穫した。
田峰観音近くの駐車場で11~12日に試食会を開いた。フリッター(揚げ物)と、きんぴら(砂糖としょうゆ炒め)を提供。拝観客らが味見して好評だったという。
葉を乾燥させた後に長さ4・4㍍のしめ縄を作り、田峰観音に奉納した。「勧請555年記念秘仏御開帳」に合わせて拝殿前に飾られた。観音総代の熊谷利雄さんも「大変ありがたい」と感謝した。
休耕田では他にナスや大豆の有機栽培を始め、収穫や加工品づくりなども検討する。
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浜松市出身。大学卒業後、母親の実家があった豊橋市に住む。スポーツを皮切りに、蒲郡市政担当15年を経て現在新城市と北設楽郡を担当する。映画ロケの炊き出しからご当地グルメとなった「ガマゴリうどん」など、まちぐるみで取り組む姿を取材するのが好き。
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