豊橋青年会議所は来年度以降の組織強化を狙いに、新入会予定者向けの10月例会を開いた。入会前にJC活動を知り、会員との意思疎通を図るのが狙い。佐々木啓允理事長は「活動の意義や魅力を伝え、持続可能な組織づくりを目指したい」と語った。
10月例会では、来年1月入会者25人を対象に18日の豊橋まつり関連行事のほか、22日のセミナーで取り組みを学んだ。
18日は豊橋市中心街のまちなか広場などであった「HONOKUNIフェス」で縁日ブースなどを運営した。この日はJC卒業生も参加し、長年受け継がれるまちづくり活動の一端を学んだ。
22日のセミナー「訓練講座」は、JC認定「理念共感プロモーター」の有資格会員が活動理念や今年度に取り組んだ奉仕活動の事例を紹介。交流会などを通じ、まちのために活動を展開している意識を共有した。
会員増強と維持への取り組みは、近年の会員減少が背景にある。豊橋JCは国内17番目に創設された老舗だが、最盛期の1990年代には250人いた会員も100人を切る水準となった。
今年度は組織の「増と強」を掲げ、新入会30人で95人まで回復。来年1月の40歳卒業で11人が減るが、次年度25人の入会で会員数は100人を超える見通しだ。
佐々木理事長は「一連の活動で理念と意思を共有できた。全国大会でも表彰されるなど成果が見えつつある。やみくもな拡大ではなく、まちの発展に向けて仲間を増やすことが肝心だ」と述べた。
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愛知県田原市出身。高校卒業後、大学と社会人(専門紙)時代の10年間を東京都内で過ごす。2001年入社後は経済を振り出しに田原市、豊川市を担当。20年に6年ぶりの職場復帰後、豊橋市政や経済を中心に分野関係なく取材。22年から三遠ネオフェニックスも担当する。静かな図書館や喫茶店(カフェ)で過ごすことを好むが、店内で仕事をして雰囲気をぶち壊して心を痛めることもしばしば。
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