県立三谷水産高校は、伊藤忠食品主催の「第13回全国高等学校フードグランプリ」商品開発部門の本選(11月1日、東京都)に初出場する。水産食品科3年の3人が、豊橋市のつくだ煮製造、販売「平松食品」と共同開発した「愛知丸が釣ったかつおと生きくらげの梅しそじゅれ」で挑む。
高校生が地域の食材を生かした商品で日本一を競う。本選は試食販売とプレゼンテーションで審査される。今回は過去最多の60校から169商品の応募があり、同部門の本選には同校を含む6校6商品が残った。
商品は実習船「愛知丸」で釣ったカツオを使い、2012年から同社と展開する「愛知丸シリーズ」の一つ。先輩たちは「ご飯に合わない」と指摘されたポン酢味を見直し、20種類以上を試作した。カツオのつくだ煮に豊川市産の生キクラゲなどを合わせ、梅しそ味のジュレに仕上げた。150グラム入り550円で発売している。
出場する3人は東口蒼空さん、竹内彩菜さん、池田龍星さん。今年4月にチームを組み、PRに努めてきた。普段は約5カ月で30個ほどだったシリーズを、試食販売では1日で41個売り上げた。多くの人の食卓に並ぶ一品にしたいと、全国に発信する機会として大会に応募した。
27日には同校で本選進出報告会が開かれ、3人が商品の魅力、コロッケや春巻きと組み合わせたアレンジレシピを紹介した。竹内さんは「試食販売では若い人から年配の人まで買ってくれた。幅広い世代に楽しんでもらえると思う」と話した。
チームを代表して東口さんは「先輩たちの思いを伝えたい。一度でいいので手に取り、『おいしい』と感じてほしい」と意気込んだ。
商品は豊橋市梅藪町の平松食品の直売店「美食倶楽部」と、蒲郡市海陽町の商業施設「フェスティバルマーケット」内の同店で販売している。
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愛知県蒲郡市生まれ。2020年、地元蒲郡が好きで東愛知新聞社に入社。同年から蒲郡担当、市政や地域行事、文化など全般を取材。ドローンを使って東三河の名所を空撮したルポ「大二朗記者の空からの訪問」を不定期連載。これまで、三河大島や三河国分尼寺跡、日出の石門などを空撮してきた。ドローン技術向上のため、国家資格「一等無人航空機操縦士」を24年に取得。読者の皆さんが楽しんでもらえる記事と記憶に残る写真を掲載できるよう、日々、頑張っていきます。