若手経営者らの勉強会「吉田塾」(塾長、山本明彦元副金融担当相)は9日夜、豊橋市西松山町の山本事務所で第164回例会を開いた。講師は、東京都渋谷区のアプリ開発「KIRIKO・tech」の佐藤広基さん。生成AIの業務活用や今後について語った。市議や地元経営者ら約30人が出席した。
同市野依町出身。豊丘高校、国学院大学卒業後、東京で神主の仕事をしながら、プログラミングやノーコードツールを駆使して個人でアプリ開発。昨年11月に創業し、最近はAI(人工知能)を使った開発に力を入れている。
生成AIの一つ「ChatGPT」の使い方を実演した。「カレーめし」のZ世代のプロモーション案を書くよう指示し、条件を箇条書きにして入力。実際に企画案が導き出されるの見せた。「困難は分割するのが基本。一つの作業を順番に入力するとうまくいく」とアドバイスした。
佐藤さんが普段愛用しているのが処理スピードの速い「Claude」。簡単なバトルゲームやキャラクターを作る工程を紹介すると、会場からは驚きの声が上がった。
「分析やアイデア出しなど時間のかかる作業を生成AIに任せ、空いた時間を有効活用するのが良い。さまざまな場で使えるので、ぜひ活用してほしい」と呼び掛けた。
会場からは著作権の質問が出た。「まだ未確定の部分が多い。新聞記事だとAI作成と注釈を入れることもある」と答えていた。
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1998年浜松市生まれ。昔からの夢だった新聞記者の夢を叶えるために、2023年に入社した。同年からスポーツと警察を担当。最近は高校野球で泥だらけの球児を追いかけている。雨森たきびさん(作家)や佐野妙さん(漫画家)らを取り上げた「東三河のサブカルチャー」の連載を企画した。読者の皆さんがあっと驚くような記事を書けるように日々奮闘している。趣味はプロ野球観戦で大の中日ファン。
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