豊橋市立富士見小学校5年生児童が24日、日本盲導犬協会による盲導犬の出前授業を受けた。校区に住む大友優子さんが話をした。
大友さんは盲導犬のアメリと一緒に生活している。難病の網膜色素変性症で子どもの頃から徐々に視覚障がいが進み、白杖だけでは生活が難しいと感じ、盲導犬を利用することになった。アメリが来てからはおっくうだった外出も楽しくなり、東京や大阪のライブに行くこともあるという。
始めに日本盲導犬総合センターの職員が、視覚障害は完全に見えない全盲だけではなく、光を強く感じる、視野が狭くなる、ぼやけるなどさまざまな症状があることを解説した。大友さんは、盲導犬は進行方向に角(曲がり角など)、段差、障害物があることを教えてくれるだけで、道案内をしてくれるわけではないことなどを伝えた。
白杖以外にはスマートフォンの読み上げ系アプリやAIもよく使っているが、それでも横断歩道を渡る時など困ることは多いとして「盲導犬がいるから大丈夫というわけではなく、不安なことも多い。視覚障害者の人に限らず、困っているかもと思ったら助けてほしい」と呼びかけた。
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1988年生まれ。三重県津市出身。
地元で数年間地域紙の記者を務めた後、某ゲーム会社で企画の仕事などを経験。新型コロナウイルス禍で紆余曲折あって豊橋市で再び地域紙の記者に。地域の人に地域の良いニュースを伝えたい。
趣味は一口に言うとゲーム。著名なタイトルをすべて網羅しているわけではないが、コンシューマーはファミコン時代から「ドラゴンクエスト」などを親しんでいる。ジャンルは問わず、環境としてはオンライン、カード、ボード、テーブルトークなど手広くプレーしている。
好きなものは甘いもの。犬派。写真は実家の猫。
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