「あんきかるた」で収納上手

2021/09/22 00:00(公開)
あんきかるたの見本と河野さん=東愛知新聞社で
あんきかるたの見本と河野さん=東愛知新聞社で
 整理収納アドバイザーの河野有起さん(47)=豊橋市南牛川1=が主宰する市民団体「ゆた楽な暮らし」が、「あんきかるた」の製作に取り組んでいる。試作品ができ、年内の完成を目指す。
 収納現場で起こるさまざまな出来事を46枚のかるたにまとめた。「あ」は「空き箱をいつか使うととっておく」、「も」は「持ち帰る本当に使う?その粗品」、「ひ」は「引出物もったいなくて使えない」などがある。
 「いつか使おうと思って菓子などの空き箱をとっておいても、その時、用途がないなら使わないケースが大半」「引出物は現在はカタログが多いが、すぐに利用しないと期限が切れるケースが目立つ」「粗品は必要なものでないなら、もらっても結局は使わない」などの解説が付き、ごみを増やさないコツや収納のコツが学べる。
 同団体は、片付けを通して豊かな暮らしの提案をする。かるたの名称は三河弁で「安心」を意味する「あんき」にちなんだ。
 河野さんは「片付けをしっかりすることで、必要なものがすぐに見つかるだけでなく、不要な物でつまずき転倒するリスクも抑えられる。豊かな生活の第一歩をかるたで学べる」と説明。さらに「生前整理につながり、かるたを楽しむことで認知症予防になる。福祉施設など高齢者の皆さんの集まる場所で使って欲しい」と話す。問い合わせは河野さん(080・1553・4313)へ。
【竹下貴信】
続きを読む

購読残数: / 本

この記事は登録会員限定です
この記事は有料購読者限定記事です。
別途お申し込みをお勧めします。
最新記事

日付で探す

蒲郡信用金庫 さわらび会 光生会 虹の森 藤城建設 住まいLOVE不動産
hadato 肌を知る。キレイが分かる。 豊橋法律事務所 ザ・スタイルディクショナリー 全国郷土紙連合 穂の国