新城市教委がGWに「御城印」特別版販売

2022/04/29 00:02(公開)
29日から販売する長篠城と古宮城の特別版御城印
 新城市教育委員会は、29日からのゴールデンウイーク(GW)期間に城の名前を入れた御朱印「御城印」の長篠城と古宮城の特別バージョンを長篠城址史跡保存館で販売する。城名は箔押しして金色の文字が入る。各1枚を1セットとし、1000円(税込み)。5月5日まで各日100セット販売する。
 2019年から長篠城と古宮城のほか柿本城、宇利城、野田城、新城城址の城跡7カ所、決戦場の設楽原の計8種類の御城印を販売している。今回は06年に日本城郭協会から「日本100名城」に選ばれた長篠城、17年に「続日本100名城」に選ばれた古宮城で特別版販売を企画した。
 長篠城は1575年の「長篠・設楽原の戦い」など、徳川軍と武田軍による争奪戦が繰り広げられた。四方のうち南と西は崖、北と東は曲輪や土塁、堀を配置して防御力を高めた「後堅固(うしろけんご)の城」となっている。1929年に国史跡に指定された。
 古宮城は1571年、奥平氏の監視のために、武田信玄の重臣、馬場信房が築いたとされる。丘陵の上に横堀と竪堀(たてぼり)があり、複雑に組み合わせた縄張りは東西250㍍、南北150㍍に及び小規模ながら巧妙な構造となっている。2018年9月27日に市史跡に指定された。
 設楽原歴史資料館の湯浅大司館長は「県内の都市で2種類の名城に選ばれているのは新城だけ。この地域に貴重な城跡があることを知ってもらえれば」と話している。
 販売は29日と5月1日、3~5日の計5日間。各日午前9時から。混雑する場合は1人1セットのみとする。問い合わせは新城市長篠城址史跡保存館(0536・32・0162)へ。
【安藤聡】
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