豊橋のフェニックス戦でカレーなど提供
今年5月にスタートした「subsc-kcar(サブスク・キッチンカー)」が本格稼働した。26日に豊橋市総合体育館であったプロバスケットボールBリーグの三遠ネオフェニックス対ファイティングイーグルス名古屋戦でカレーなどを提供するキッチンカーとしてデビューした。
東三河の異業種2社が手を組んで始めた事業。店舗などのデザインを手掛ける「フォルテプランニング」(豊橋市瓜郷町)と、自動車部品など製造加工「山本製作所」(豊川市宿町)のコラボレーションで、車種を軽自動車に絞り、コストを抑えて借りやすいようにした。
現在、サブスクキッチンカーは3台ある。見学に来る人もいたが、借りて使ってもらうまでには至らなかった。
ところが10月になって、問い合わせのメールが来た。愛知県内でキッチンカーのリースを探していたところ、ヒットしたのがここだったという。さらに、使用場所も貸し手も豊橋市というまさに条件がピッタリと重なった。
借りたのはBリーグ会場で「ポパイのぐるきち」ブランドを手掛ける運営会社「はいぴっく」(東京都)。釜石康平社長(37)は今年4月から販売を始めた。今季は10月の開幕から群馬や茨城、栃木、千葉、長野、滋賀の各県で店を出している。自社キッチンカーがあるが、運転コストを考え、遠方では現地で借りる。カレーとオムレツはレトルト。「ガスを使わず、湯せんで出来上がるため、スタッフの負担もかからない」と説明した。
釜石社長は「ポパイのバスケ解説」も手掛けるユーチューバー。「Bリーグを盛り上げたい。大勢の視聴者と会場で会えるのも楽しい」と話す。豊橋市総合体育館では27日と12月3、4日にも出店する。
フォルテプランニングには、展示場と商談スペースが完成した。今後、PRにも力を入れる。
【山田一晶、安藤聡】
完成した「subsc-kcar」の商談スペース(提供)