東三河自然観察会が40周年記念の講演会

2023/01/15 00:00(公開)
東三河自然観察会の創立40周年記念講演会=プラットで
 NPO法人「東三河自然観察会」は14日、豊橋市の「穂の国とよはし芸術劇場プラット」で、「創立40周年記念講演会~明日に伝えよう、すばらしき東三河の自然」を開いた。約100人が聴講し、節目を祝った。
 自然と人をつなぐ写真家の渡邉智之さんが「あなたのとなりの動物たち」を演題に基調講演した。渡邉さんは「身近に多くの生物が生息しています。観察すると面白い」とし、キツネ、イタチ、ヒヨドリ、クモなどを写真とともに紹介した。
 キツネは「河川敷に生息していることが多い。堤防など高い場所からは見えにくいように巣穴を作り、人が見つけにくい場所で子育てをしています。よく見ると草むらにいることがあります。ぜひ観察して」と述べた。
 続いて会員2人が観察結果を報告。森拓矢さんが「意外に身近?東三河のムササビ」、杉浦公亮さんが「かえるの世界」をテーマに発表した。
 会長の星野芳彦さんは「東三河は自然環境が素晴らしく、観察に適している地域。これからも身近な自然を紹介し、多くの皆さんに触れ合ってもらえるよう尽力します」とあいさつした。
 会は1982年に設立。2003年にNPO法人になった。自然観察会の企画運営ほか、自然環境調査などをしている。22年には第33回「みどりの愛護」功労者国土交通大臣表彰を受けている。
【竹下貴信】
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