「浜松新城リレー号」でモニターバスツアー

2023/01/30 00:00(公開)
リレー号を降りる参加者=新城市長篠で
 国土交通省中部運輸局は28日、実証実験中の新城市と浜松市内を結ぶ高速乗合バス「浜松新城リレー号」を利用したモニターツアーを開いた。浜松から4人が乗り、新城市の長篠城跡を巡った。
 実験はNHK大河ドラマ「どうする家康」の放映に合わせた。「長篠・設楽原の戦い」の舞台になった新城市の長篠城址(じょうし)と浜松駅を結ぶ。新城市八束穂の道の駅「もっくる新城」を拠点とするバス乗り継ぎや周遊観光を促進するのが狙いだ。
 ツアーは外国出身で浜松市と名古屋市に住む4人が参加した。浜松の「大河ドラマ館」を見学した後にバスで長篠城跡を訪れた。ボランティアガイドの内藤昌弘さんが案内した。1575年の長篠合戦で城を守るため援軍を呼びに走り武田方に捕らえられてはりつけにされた鳥居強右衛門(すねえもん)や、戦いが似ている縁で「アラモの戦い」があった米テキサス州との交流を説明した。
 参加者は「もっくる新城」で下車し、長久手市行きの高速バス「山の湊号」で帰途に就いた。
 浜松市の翻訳業ウォード・マークさんは「観光地を結ぶ路線は必要と思う。日本史を各地で学べる」と話した。
 実証実験は2月18日までの土曜、日曜、祝日に各4往復ある。
【安藤聡】
内藤さんが長篠城址について説明した
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