砥鹿神社に「流鏑馬」の歌碑建立

2023/02/09 00:00(公開)
歌碑と河合さん=砥鹿神社で
 豊川市一宮町の砥鹿神社に8日、5月に営まれる「流鏑馬(やぶさめ)神事」を詠んだ歌碑が建立された。現地で奉告祭があった。
 建立したのは、氏子で近くに住む河合正秀さん(77)。俳句、短歌、川柳の愛好家。2017年度の中日歌壇最優秀賞に輝いた「祭礼の 神事終えたる 三歳馬 大きバケツの 夕焼けを呑む」を刻んだ。流鏑馬で走った馬が、夕日が映り込んだバケツの水を飲む情景だ。字は地元の書家権田穂園さんが書いた。
 台座を含め高さ1・2㍍、幅1・5㍍の石製。黒石に白い文字が浮かび上がる。誰もが読みやすい文字にした。大駐車場入り口付近にある「馬だまり」に建てた。流鏑馬の時に馬が休む場所だ。河合さんが神社に建立を依頼し、快諾された。個人からの歌碑の奉納は初めてという。
 河合さんは「長い間趣味で歌を詠み続けてきた。歌碑を建てるのは念願だった。地元の立派な神社に建立できて感謝している」と話した。
【竹下貴信】
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