豊橋で夏休み親子防災教室

2023/07/23 00:00(公開)
ダンボールベッドを組み立てる親子ら=さくらピアで
 豊橋市障害者福祉会館「さくらピア」で22日、「夏休み親子防災教室」が開かれた。小学1年~中学3年の子どもと保護者ら9家族21人が参加し、防災と障害について講演やゲームで知識を深めた。
 夏休みの時期に合わせて開く恒例事業。防災頭巾作りやボッチャ体験、発達障害、防災手話、盲導犬など、毎年異なるテーマを設けている。
 前半に車いす、後半は防災を学んだ。車いすユーザーでさくらピア相談室ピアカウンセラーの近藤憲美さんが「車いすの暮らし」の題で講演した。現在、バリアフリーにリフォーム中の自宅や自身の移動方法などを画像で紹介し、日常生活や趣味、生活上の工夫などについて語った。参加者からの「車いすの人が困っていたらどう声をかけていいか」などの質問にも丁寧に答えた。
 後半はダンボールベッドの組み立てと、防災釣りゲームに挑戦。協力しあってダンボールをベッド状に並べて強度を確かめたり、車いすでのリレー形式で、防災袋に必要な用具を選んで釣るゲームで備えを学んだ。
 初めて参加した杉山小3年の鳴海萩夏さんと父駿さんは「ダンボールの組み立てや車いすの操作が難しかった。地震なども心配なのでまた参加したい」などと話した。
【田中博子】
続きを読む

購読残数: / 本

この記事は登録会員限定です
この記事は有料購読者限定記事です。
別途お申し込みをお勧めします。
最新記事

日付で探す

さわらび会 光生会 虹の森 蒲郡信用金庫 住まいLOVE不動産 藤城建設
158商品のおすすめドッグフードを比較 hadato 肌を知る。キレイが分かる。 全国郷土紙連合 穂の国