豊橋創造大学理学療法学科と同短期大学部幼児教育・保育科は、豊川市の「イオンモール豊川」とのコラボ企画「ＳＯＺＯファミリースポーツ＆健康フェス」を同店で９日午前10時から午後４時まで開く。学生が地域の健康づくりを目指し企画した。参加無料。
　大学と短期大学部はイオンモールと「産学連携協力に関する連携覚書」を締結している。今回は大学側から企画を提案した。各科の学生が全員参加し、１階「こもれびコート」に「体力チェック広場」「ふれあい広場」を設け、親子で楽しめる内容にした。
　「体力チェック広場」は大学祭での人気企画。体組成や骨密度を調べ身体内部の状態を知る「体組成チェック」▽２ステップの距離や立ち上がりの高さを測り生活機能を知る「ロコモ度チェック」▽握力や内転筋力▽足の指の筋力を調べ運動能力を知る「活動チェック」―を用意する。受け付けでコースを選択する。いずれも所要時間は15分程度。終了後、結果が気になる人は相談も受け付ける。
　「ふれあい広場」では午前10時半からパネルシアターや手遊び、製作遊び、同11時20分からは手遊びや体を使った遊びなどがある。
　学生も測定の練習を重ねる。２年の小路岳斗さん、戸澤蒼海さん、青柳明翔務さんが東愛知新聞社で開催をＰＲした。小路さんは「初の学外での実施。自分たちが日頃習ったことが生かせる。ぜひ来場し体について知ってほしい」と呼び掛けた。青柳さんは「スポーツを頑張っている人、プロアスリートを目指す人は筋力測定を。知っていることを教えたい」と話した。戸澤さんは「高齢者にロコモ度チェックをしてもらい、今後の生活へのアドバイスを伝えたい」などと語った。
【田中博子】