吉田花祭りの勝花作り 豊橋の白山比咩神社で氏子有志

2024/03/08 00:00(公開)
勝花作りに取り組む氏子有志=白山比咩神社社務所で
 豊橋市広小路3の「白山比咩神社」で、5月に開かれる「吉田花祭り」で背負う勝花作りが進んでいる。
 美濃和紙とこよりを使って桜の花びらを作り、竹にくくりつけたもの。竹は大人用が1㍍80㌢、子ども用は1㍍40㌢あり、1本に40~50枚の花びらを使う。全部で400本作るため、花びらの総数は2万枚にもなる。氏子有志が2月下旬頃から集まり、準備をしている。
 花祭りは1665年に神輿を新しく作ったのをきっかけに始まった伝統行事で、1878年には祭りにちなんで花園町ができ、豊橋駅の設立もあって一層にぎやかになったという。戦災のあった1945年に社殿や道具などが焼失したため中断していたが、2016年に復活。新型コロナウイルス後、勢いを取り戻そうと氏子らが頑張っている。
 祭り当日は勝花を1人5本背負い、氏子を中心に踊りたい人を募集して披露する。3日はまちなか広場で、4日は広小路2~3丁目で行列を作って踊る。

 実行委員会の河合保幸さんは「もっと踊り手を増やし、にぎやかにしていきたい」と語った。
【岸侑輝】
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