愛知県赤十字血液センター(瀬戸市)は現在、O型の血液が不足しているとしてホームページで「O型 400mL献血にご協力お願いします!!」と協力者を募っている。
年度初めのこの時期は企業や学校などの団体が多忙で協力が得られにくい。ゴールデンウイーク前後は手術などをする医療機関からの血液供給要請が増えている。
現在、O型とA型が不足している。特にO型は緊急輸血の際に、A型、B型、AB型の人にも救命のために使われることがあり、他の血液型よりも不足しがちだ。
センターによると、県内では年度末から生体肝移植や心臓血管外科による大量の輸血用血液の使用が続いているという。平日に医療機関へ供給する量の3日分を標準的な在庫量として設定しているが、それを大きく下回る状況が続き、特にO型の在庫が厳しい。
センターでは「輸血医療を受ける患者に安定的に血液を届けるため、一人でも多くの方にご協力いただきたい」と呼び掛けている。
赤十字血液センター豊橋事業所の受付時間と今週末の献血バス会場は次の通り。
【県赤十字血液センター豊橋事業所(休日は日曜祝日)】▽400㍉㍑献血=午前9時から正午、午後1時から同4時45分▽成分献血=午前10時から正午、午後2時から同6時
【献血バス】28日=アピタ蒲郡店(前10時から午後4時)、スーパーセンターオーク幸田店(前9時半から午後4時)▽29日=MEGAドン・キホーテ豊橋店(午前10時から後4時)。いずれも昼休憩あり。
予約、問い合わせは豊橋事業所(0532・32・1331)へ。。平日午前9時から午後5時。ホームページ(「愛知県赤十字」で検索)からも確認できる。
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愛知県豊橋市生まれ。大学卒業後、校閲記者として入社。1年後に報道記者に転身した。2020年から報道部長。芸術、福祉、経済・奉仕団体などを担当する。趣味は、かなりジャンルに偏りのある読書と音楽鑑賞。思考のそっくりな一人娘と趣味を共有している。
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