豊橋のダイケン商会が5月10、11日に体験イベント|「アミュレート」の菓子プレゼント

2025/05/02 00:00(公開)
イベントをPRする山田さんと種田さん㊨=東愛知新聞社で

 豊橋市神野新田町の食品原料などの販売「ダイケン商会」は、サステナブルスイーツブランド「AMULATE(アミュレート)」を使った体験イベント「ありがとうの一言、二つの幸せ」を豊橋駅ビルカルミア2階自由通路で10~11日に初開催する。電話ボックス型ブースに入って感謝の気持ちを伝えた人には、アミュレートの菓子をプレゼントする。

 

「食品をデザインする」会社

 

 1970年創業。「食品をデザインする」会社として、食品原料販売や食品衛生コンサルなどを展開している。近年はSDGs(持続可能な開発目標)の推進をはじめ、子どもの料理教室やサステナブル原料を使用した製造業に力を入れている。

 

子どもが笑顔でいられる世界のために

 

 アミュレートは「未来の子どもたちが笑顔でいられる世界のために」をコンセプトに掲げ、チョコレートを用いたスイーツとして2024年に立ち上げた。

 

サステナブル調達で西アフリカのカカオ農家支援

 

 環境や社会を配慮した取り組み「サステナブル調達」をしている。児童労働を防ぐ取り組みを兼ねて、西アフリカの農家からのカカオ調達、子どもの教育や農家の生活環境改善に貢献している。また、容器は環境に配慮し、再生紙や植物由来の「バイオマスペット」を使用している。

 

 現在はクッキー「チョコチップサステナブルクッキー」(5枚入り、1620円)やショコラ「ブラック サステナブルショコラ フッフール」(3758円)などを専用サイトで販売している。

 

プレゼントされるアミュレートのクッキー(提供)

地元の人にアミュレート知ってほしい

 

 地元豊橋の人にアミュレートの周知と立ち上げた理由に興味、関心を深めてもらうイベントをしようと、市内でプロモーション事業などを展開する「タスキ」の種田繁人社長に相談した。企画を検討する中で、アミュレートの贈り物を通じ、普段なかなか伝えられない「ありがとう」の気持ちを、身近な人や世話になっている人に届けるイベントにすると決めた。

 

電話ボックス型ブースで感謝の気持ち伝える

 

 気軽に伝えられるよう、1人しか入れない電話ボックスを使う。外部の音が遮られ、落ち着いて話せる空間となっている。そこで、受話器を手に取って身近な誰かに伝えたい「ありがとう」の言葉と内容を声に出す。

 

 体験が終わると、近くの受け渡し口からアミュレートのクッキー1枚がプレゼントされる。持ち帰り、改めて「ありがとう」を届けたい人に直接手渡しする。

 

 参加無料。時間は午前10時から午後8時。クッキーが無くなり次第終了。

 

大切な人に届けてくれればうれしい

 

 ダイケン商会マーケティング部長の山田大介さんは「イベントに参加して、普段は恥ずかしくて言えなかった感謝の気持ちを大切な人に届けてくれればうれしい」と話した。「もらったクッキーが実はサステナブルで作られていることに興味を深めてほしい」と述べた。

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林大二朗

 愛知県蒲郡市生まれ。2020年、地元蒲郡が好きで東愛知新聞社に入社。同年から蒲郡担当、市政や地域行事、文化など全般を取材。ドローンを使って東三河の名所を空撮したルポ「大二朗記者の空からの訪問」を不定期連載。これまで、三河大島や三河国分尼寺跡、日出の石門などを空撮してきた。ドローン技術向上のため、国家資格「一等無人航空機操縦士」を24年に取得。読者の皆さんが楽しんでもらえる記事と記憶に残る写真を掲載できるよう、日々、頑張っていきます。

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