6月末で22年間の活動を終える豊橋シニアライオンズクラブの「解散・家族感謝例会」が17日夜、豊橋市の「ホテルアークリッシュ豊橋」で開かれた。これまでの活動を振り返り、各人が新たな一歩に向けてクラブの幕を引いた。
豊橋南LCをスポンサーに2003年4月に日本で3491番、地区113番目に会員43人で誕生。県下では4番目のシニアライオンズクラブだった。
年配者を中心に、豊富な経験と知識を生かした奉仕を目指し活動。設立当初から続ける青少年健全育成活動の「あいさつ運動」を主力事業に、小中学生から募る「あいさつ標語」の表彰、公園などの清掃活動、外国人留学生との交流、献血活動などに力を入れた。高齢化が進み、健康上の問題などで円滑な事業の継続が難しくなったことなどから解散を決めた。
例会には全会員と家族らが出席。内藤公久会長は「知恵と経験を生かしたシニアらしい活動をモットーに奉仕を22年続けたが、諸事情で解散になった。きょうは記憶に残る一日にしたい」とあいさつした。懇親会では全員が順に思い出をスピーチ。活動をまとめた映像の上映や支えてくれた家族に感謝する場面もあり、会員が思い出深いクラブ生活を振り返った。
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愛知県豊橋市生まれ。大学卒業後、校閲記者として入社。1年後に報道記者に転身した。2020年から報道部長。芸術、福祉、経済・奉仕団体などを担当する。趣味は、かなりジャンルに偏りのある読書と音楽鑑賞。思考のそっくりな一人娘と趣味を共有している。
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