蒲郡のビッグ合成樹脂がリユース提唱

2018/05/30 00:00(公開)
水筒入れとして活用されるコンテナと杉浦社長㊨と福井校長=蒲郡市立塩津中学校で
 蒲郡市大塚町のプラスチック加工業者ビッグ合成樹脂(杉浦光行社長)は、キウイ農家から受けたコンテナ500箱を同市と豊川市内の小中学校23校に寄贈した。各学校で好評を得ており、杉浦社長は「まだまだ使えるものは使ってもらいたい」とリユースを提唱している。
 杉浦社長は市内でキウイ生産を辞めた農家からコンテナを受けた。本来は破砕して他の製品に活用するものだが、知り合いの学校関係者に呼び掛けてみると欲しいと要望があったという。
 ケースは高密度ポリエチレン製で縦43㌢、横62㌢、高さ17㌢。蒲郡市内の10小中学校に154箱、豊川市内の13小中学校に346箱を贈った。
 蒲郡市立塩津中学校では各学級に配置し、生徒たちが持参した水筒入れとして活用している。福井淸司校長は「水筒の収納だけでなく、持ち運びやすさ、小物を入れるなどして整理のためにも使い勝手が良い」と話している。
 杉浦社長は「業者として処分してほかのものにリサイクルするだけでなく、まだ使えるものはリユースしていくことも考えている。多くの人たちに使い切る心持ちも伝えていきたい」と話している。
(安藤聡)
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