豊橋市がオンラインで「SDGsカフェ」

2021/08/26 00:00(公開)
持続可能な取り組みを紹介した「豊橋市SDGsカフェ」=市役所で
持続可能な取り組みを紹介した「豊橋市SDGsカフェ」=市役所で
 豊橋市は25日、企業や団体として持続可能なまちづくりにどう関わるかを学ぶ「豊橋市SDGsカフェ」をオンライン会議形式で開いた。活動に積極的な地域の企業や団体の取り組み事例などを紹介した。
 この日は、市の推進パートナーの4社と1団体が取り組みを説明し、SDGsへの考えや将来的な展望なども示した。
 農業と福祉の人材マッチングサービス「農Care」を展開するアグリトリオ(駅前大通1)の石川浩之社長は、地元企業や障害者作業施設との「農福連携」の持続可能性などを紹介した。
 マニュアル化で農作業に不慣れな障害者らにも分かりやすくした。石川社長は「作業する農場には支援員も含めたユニットで赴くため、利用者も安心して働ける」と特徴を挙げた。中には従来の倍近い工賃を得たり、県の最低賃金以上を稼いだりする利用者も。農業法人への就職につながったりと利用者のキャリアプランへの好影響を与えているという。
 このほか、大木家とNPO法人穂の国森づくりの会は森林保全活動、自動車リサイクルの吉田商会は資源循環社会、唯一豊川市から参加した山本製作所は回収したペットボトルキャップを貧困国の子どものワクチン接種につなげる取り組みを紹介した。
 発表に先駆けて「SDGsコミュニティ」の新海洋子代表が、企業のSDGs推進で得られる効果などをテーマに講演した。
【加藤広宣】
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