豊橋市が「よしもとエリアアクション」と協定

2022/04/16 00:02(公開)
浅井市長と協定書を交わす泉社長(中央)。左は小鈴木さん=豊橋市役所で
浅井市長と協定書を交わす泉社長(中央)。左は小鈴木さん=豊橋市役所で
 豊橋市は15日、吉本興業グループ「よしもとエリアアクション」と包括連携協定を結んだ。所属芸人の起用と自社メディアを生かし、重要施策の推進や域外へのPRを支援する。市役所で締結式があり、浅井由崇市長と泉正隆社長が協定書を交わした。
 子育てや教育、産業振興や環境保全、移住や定住、広域連携、情報発信などの施策推進で連携する。市は環境啓発イベントへの所属芸人の起用をはじめ、観光誘客や特産品の企画開発、移住や定住促進のPRをすでに検討している。
 同社は3月から「BSよしもと」も開局し、制作番組を通じて創生事業の情報発信手段にするという。2011年から全国各地に芸人らを派遣する「よしもと住みます芸人」プロジェクトを展開する。県内では犬山市で芸人の小鈴木(こすずき)さんが「お笑い人力車」と題した事業を展開中。観光地で人力車を引くなど、誘客の大幅増にも貢献しているという。締結式にも出席して豊橋市のPRを約束した。
 泉社長は「移住促進などはドラマ化し、住民参加で作ることも有効」などと語った。
【加藤広宣】
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