「世界の新城」ウクライナを支援

2022/04/20 00:02(公開)
設置された募金箱=新城市役所で
設置された募金箱=新城市役所で
 ロシア軍の侵攻で避難しているウクライナ人を支援しようと、新城市は「ニューキャッスル絆募金」を始めた。6月30日まで浄財を募り、ウクライナの隣国スロバキアにある「新しい城」を意味するノヴェ・ザムキー市に預託する。
 新城市は世界の「新しい城」という地名を持つ都市に呼び掛け、1998年度から2年に1度、加盟都市で会合を開いた。新城市を含む15カ国17都市が「ニューキャッスル・アライアンス(同盟)」を組織し、英国ニューカッスル・アポン・タイン市に事務局がある。
 アライアンス事務局のデイビッド・フォークナーさんのアドバイスを受け、ノヴェ・ザムキー市に対して支援することにした。同市は約270人のウクライナ人を受け入れ、宿泊施設や食料、衣類、医薬品を提供しているという。
 一方、フォークナーさんがホームページ「Newcastles of the World」で3月に発行したメールマガジンでは、連盟に加盟していないがウクライナにも「ノヴォグラード・ボリンスキー」という「新しい城」を意味する都市がある。ニューカッスル・アポン・タイン市長が連帯のメッセージを添えたことなどを伝えている。他にも、チェコのノベ・フラディ市、ラトビアのヤンピルス市、ジョージアのアハルツィ市がウクライナへ支援活動を進めている。
 募金箱は市役所(1階窓口、3階国際交流協会)、鳳来支所、作手支所にある。併せて「アライアンスの絆」と題して各都市の支援内容を説明している。
【安藤聡】
各都市のウクライナ支援活動紹介
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