かば焼きの冷凍自販機設置 豊橋のカネナカ

2022/05/12 00:00(公開)
設置した「うなぎスタンド」と中村社長=カネナカで
設置した「うなぎスタンド」と中村社長=カネナカで
 「カネナカ」(豊橋市牟呂町)は、かば焼きの冷凍自動販売機「うなぎスタンド」を設置した。工場直売の値打ち価格で販売する。
 愛知産や九州産など国産ウナギを仕入れ、かば焼き、白焼きに冷凍加工し、全国のスーパーなどに販売する。年間取引量は約280万匹(約700㌧)。食品衛生管理システム「HACCP(ハサップ)」の認証を業界内でいち早く2006年に受けた。
 地域住民への販売は2015年にスタート。当初は「土用の丑(うし)」と正月前のみだったが、数年前から毎週火曜も始めた。さらに利便性を高めようと、24時間対応できる冷凍自動販売機を導入した。
 かば焼き1尾1500円、同3尾4500円、白焼き1尾1800円、キザミうなぎ80㌘入り3袋1200円、肝串かば焼き30㌘3串1000円。
 中村貴洋社長は「尾の部分が少し割れるなどした、訳あり品を値打ちに販売します。正規品と同じようにおいしく食べられます。たれにもこだわり、ユタカフーズと協力して、専門店に近い味を再現しました」とPRする。
 場所は県立豊橋西高校の裏手。問い合わせはカネナカ(0532・34・0730)へ。
【竹下貴信】
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