豊橋市一色町のリユースショップ「エコ・ラポール」は、「地域で一番安い」を合言葉に、冷蔵庫や洗濯機などの家電から、骨とう品やマンガ、サーフボードなど趣味の品まで取りそろえている。青木翔代表(39)は「お客さんが納得するまで安くします」と語る。
豊橋市出身。県内の工場で生産管理の仕事をしていたが、29歳の時に一念発起し、独立を決意した。この分野を選んだ最大の理由は、ごみ問題に憤りを感じていたからだ。学生時代から毎週のように表浜海岸へサーフィンをしに訪れていたが、砂浜にプラスチックのごみなどが散乱していた。「大好きな砂浜が汚れるのが許せない。まだ使える使用済み資源を再利用し、少しでもごみを削減することで、地元の海を守りたい」との思いから事業を始めた。
廃品回収の飛び込み営業からスタートし、2021年に店をオープン。経営努力によりランニングコストを大幅に抑えることで実現した価格帯となっている。「東三河一安い」「来店者の要望に向き合ってくれる」と評判だ。
店の中には1万円未満のパソコンや数千円のテレビなどがあり「驚くと思いますよ」と笑う。この時期は、単身赴任者や学生らに向けて「春の新生活セット」がお勧めという。冷蔵庫、洗濯機と、残り2~3品を選んでもらう。メーカーや級式によって2万円、3万円、4万円の三つのコースから選択する。
青木代表は「店名には『エコを通じて人と人をつなぐ』という意味を込めている。誠心誠意対応するので、ぜひ気軽に来店してください」と話している。問い合わせはエコ・ラポール(080・6900・3777)へ。駐車場あり。出張買い取りや不用品回収も可。
住所 愛知県豊橋市一色町一色上11-1
TEL 080-6900-3777
営業時間 10時〜18時
定休日 不定休
購読残数: / 本
1998年浜松市生まれ。昔からの夢だった新聞記者の夢を叶えるために、2023年に入社した。同年からスポーツと警察を担当。最近は高校野球で泥だらけの球児を追いかけている。雨森たきびさん(作家)や佐野妙さん(漫画家)らを取り上げた「東三河のサブカルチャー」の連載を企画した。読者の皆さんがあっと驚くような記事を書けるように日々奮闘している。趣味はプロ野球観戦で大の中日ファン。
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