3年ぶり皆既月食|幻想的な赤銅色に

2025/09/09 00:00(公開)

 満月が地球の影に覆われる「皆既月食」が8日未明に全国各地で見られた。

 

 太陽と地球と月が一直線に並ぶことで、月が地球の影に入る現象。この時、地球の大気で屈折した太陽の赤い光が当たるため、月が赤銅色に染まることから「ブラッドムーン」とも呼ばれる。

 

 月が欠け始めたのは8日午前1時半頃。西南西の空に浮かぶ満月に影がかかり始め、独特の赤みを帯びていく。同2時半頃にはすっかり赤銅色になり、残暑厳しい夜を幻想的に照らした。

 

 皆既月食は約1時間20分続き、午前5時頃に元の満月に戻った。日本で皆既月食が観察できたのは2022年11月以来、約3年ぶり。

ホテルシーパレスリゾートの上空に浮かぶ、皆既月食で赤銅色になった満月=豊橋市神野新田町で(午前3時頃撮影)
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岸侑輝

 1988年生まれ。三重県津市出身。
 地元で数年間地域紙の記者を務めた後、某ゲーム会社で企画の仕事などを経験。新型コロナウイルス禍で紆余曲折あって豊橋市で再び地域紙の記者に。地域の人に地域の良いニュースを伝えたい。
 趣味は一口に言うとゲーム。著名なタイトルをすべて網羅しているわけではないが、コンシューマーはファミコン時代から「ドラゴンクエスト」などを親しんでいる。ジャンルは問わず、環境としてはオンライン、カード、ボード、テーブルトークなど手広くプレーしている。
 好きなものは甘いもの。犬派。写真は実家の猫。

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